カテゴリ:不動産豆知識 / 投稿日付:2020/10/24 06:00
引っ越し後、新しい生活をスタートさせる前にしておきたいのは、ご近所への挨拶ですよね。
ただ最近では、挨拶をしないという方も増えています。
そこで今回は、伏見区で賃貸アパートをお探しの方に向けて、近所への挨拶はする必要があるかどうかと、挨拶をする場合はどのように行えばいいかについて解説していきます。
□近所への挨拶をする意味とは?
そもそも引っ越し後にご近所さんへ挨拶するという風習には、どのような意味があるのでしょうか。
昔であれば、ご近所同士の協力は不可欠なものであったため、ご近所に挨拶をすることは仲良くなるための第一歩を踏み出すという感じでした。
「お互い助けあいましょう」といった意味合いだと言えるでしょう。
しかし、現在だとその逆で、何か迷惑をかけることもあるため、先に顔合わせをしておくといった意味合いになります。
また、どのような人が住んでいるのだろうか、トラブルに巻き込まれることはないだろうかを確認するという意味合いの場合もあります。
□挨拶の必要性とは?
現在、大体3人に1人はご近所への挨拶をしないと言われています。
「時間やタイミングが無かったから」という理由が一番多いです。
確かに、転勤などの仕事が理由で引っ越してきた場合には、仕事があるためなかなか時間を取れないかもしれません。
また、ご近所さんが不在のことが多い場合も、タイミングがなくて挨拶できないこともあるでしょう。
他にも、余計な人間関係を作りたくないからという理由で挨拶をしなかった方も多いです。
では、ここからは挨拶をしておいた方が良い場合と、しなくても良い場合をご紹介します。
まず挨拶が必要な場合は、なかなか簡単には引っ越せない場合です。
簡単に引っ越せない場合は、近所との関係を良好に保つためにも挨拶をしておくと良いでしょう。
また、小さなお子様がいらっしゃって、特にマンションやアパートといった集合住宅に引っ越す場合は、挨拶はしておく必要があります。
挨拶をしておけば、後々子供が原因でトラブルになる可能性を抑えられます。
では次に、挨拶をしなくても良い場合をご紹介します。
例えば女性の一人暮らしの場合は、防犯を理由として行わなくても良いと言えるでしょう。
ご近所さんがどのような人かにもよりますが、単身の男性である場合は避けておいた方が無難です。
ただ、どうしても挨拶をしておきたいという方は、しっかりと気を付けて行うことをおすすめします。
□ご近所挨拶の基礎知識をご紹介!
ここからは、どのようにご近所へ挨拶をすれば良いかについて見ていきましょう。
*範囲
ひと昔前までは、向こう三軒両隣が基本だと言われ、向かい側三軒と両隣の家に挨拶するのが常識だと考えられていました。
しかし、マンションやアパートといった集合住宅が多い現代では、そのようにはいきません。
それでは集合住宅の場合、どの範囲で挨拶を行えばよいのでしょうか。
この場合ですと、両隣の方と真下の部屋の方に挨拶すると良いです。
マンションやアパートのトラブルで一番多いのは上階の音です。
そのため、下の階へは特にしっかりと挨拶を行いましょう。
もし挨拶ができなかったとしても、顔を合わせた際に自己紹介をしておくと良いです。
*時期
挨拶をする相手が決まったところで、時期はどうするべきでしょうか。
一般的に挨拶をする時期は、引っ越し後2、3日以内だと言われています。
長くても一週間を過ぎてしまった場合は、挨拶を行うことははやめましょう。
単身女性の一人暮らしの場合、居留守をしている可能性も考えられます。
挨拶の目的は相手に良い印象を与えることであるため、しつこく何度も足を運ぶのも良くないです。
また、時間帯も相手に迷惑をかけないような時間を選ぶようにしましょう。
引っ越しする時間帯が夕方など遅い場合は、事前に連絡しておくことも必要です。
*手土産
挨拶と言えば手土産ですが、手土産を渡す相手のことも考えるようにしましょう。
金額は500円から1000円だと、相手も気を遣うことなく受け取れます。
渡す品物は、口にするものは避けるのが無難です。
見知らぬ人から食べ物を受け取っても嬉しくないという方が多いですし、もしかするとアレルギーがある方もいるかもしれません。
おすすめの品物は、すぐに使用できて手元に残らないものです。
タオルや石鹸といった日用品が無難だと言えます。
しかし、洗剤だと好みが分かれるため、注意が必要です。
成分や香りも様々なものがあるため、もし選ぶのであれば無香料の天然成分のものを選ぶと良いでしょう。
*どのように行うのか
挨拶は1、2分ほどで軽く済ませることが大事です。
初対面であるため、長話は相手に良い印象を与えません。
□まとめ
今回は、近所への挨拶はする必要があるかどうかと、挨拶をする場合どのように行えばいいかについて解説しました。
挨拶をする範囲・時期・手土産について、ご理解いただけましたでしょうか。
何かお困りごとがありましたら、気軽にお問い合わせください。