カテゴリ:不動産豆知識 / 投稿日付:2020/06/12 06:00
伏見区で賃貸の契約を考えている方はいらっしゃいませんか。
賃貸契約をしてから、契約しなければよかったと後悔をするのは嫌ですよね。
実際に、契約してからもっと確認しておけば良かったと後悔する方は多いようです。
今回は、そんな失敗をしないために、あらかじめチェックするべきポイントをご紹介します。
□後悔しないためのチェックポイント
多くの人が確認しとけば良かったと考えるポイントを5つご紹介します。
後悔しやすい1つ目のポイントは、騒音です。
物件を探す時に、よく見落としてしまうポイントで、実際に住んでみてから騒音が気になることが多いようです。
内見だけでは判断しづらいですが、可能な限り確認したいですね。
確認するポイントとしては、マンションの住人がどういった世帯で、年齢層なのかを確認しましょう。
部屋が広いマンションは家族世帯が多いと予想できるので、騒音が気になる方は注意してください。
また、室内やマンション内だけでなく、周辺の環境も確認しましょう。
近くに電車が通っていれば電車が通る音が聞こえてしまいますし、大通りがあれば車やバイクが通る音が聞こえてしまいます。
生活しているうちに気になっていくことなので、あらかじめ周辺の環境にも注意しておきましょう。
後悔しやすい2つ目のポイントは日当たりです。
物件を選ぶ時、部屋がどの方角に向いているかは、見取り図で確認できます。
しかし、太陽光を反射するものが周辺にないかなど、日当たりに影響する周辺環境は目で見ないと分かりません。
内見する時は、方角だけでなく周辺環境にも注意が必要です。
また、季節に関しても注意が必要です。
夏に内見した際には日当たりが気にならなくても、住んでみて冬を迎えると日の高さが変わり、日当たりが気になることがあります。
室内だけでなく、ベランダの状況などもしっかり確認しましょう。
後悔しやすい3つ目のポイントは周辺施設です。
最寄り駅からの帰り道に、コンビニやスーパーがあるかなど、室内でなく周辺施設についても内見するときに確認しましょう。
内見は不動産会社が車で送ってくれることが多いですが、可能ならば徒歩で回った方が周辺を確認しやすいです。
また、マンションの下にコンビニや飲食店がある場合は確かに便利ですが、夜は人の音や匂いなどが気になることあるので注意してください。
後悔しやすい4つ目のポイントは収納スペースです。
内見した時に、部屋が広いからと即決しないようにしましょう。
思っていたより収納スペースが少なく、家具を部屋に入れると狭くなってしまうということがあります。
引っ越しをする時に、持ってくるであろう荷物の量をあらかじめ把握しておき、どのくらいの収納スペースが必要になるか考えておきましょう。
後悔しやすい5つ目のポイントは水回りです。
水回りに関して、生活してみて感じるのは水圧の低さです。
お風呂に入るとシャワーの勢いが弱かったり、トイレの流れが良くなかったりすることがあります。
内見する時は、可能であるならシャワーや蛇口に水を出して、水圧の確認をしましょう。
以上が、失敗しないためのチェックポイントになります。
内見をするときは、これらのポイントを意識して確認しましょう。
□失敗しないために準備しておきたいこと
物件探しはお金や時間をかけて行うので、事前の準備をしっかりして、失敗を防ぎたいですよね。
ここからは、物件探しで後悔しないためにしておきたい準備の6つのステップをご紹介します。
1つ目は、実際に物件を探す前の準備です。
新しい部屋に心ときめかせ、早く部屋を見つけたいところですが、その前に3つの項目を確認しましょう。
まず、賃貸に必要な初期費用を確認します。
敷金・礼金や保証金、仲介手数料など初期費用がかかるので、自分の貯金などを確認しましょう。
初期費用は、一般的に家賃約4か月分ぐらいなので、貯金が十分になければ、契約は厳しいかもしれません。
初期費用が安くても、毎月の家賃が高い場合があるので、注意してください。
次に、毎月の家賃を確認します。
家賃は、毎月の収入の3割前後が好ましいと言われています。
無理をして家賃の高い物件に住んでも、後々生活がしんどくなってくるので、収入と家賃のバランスはしっかり考えましょう。
最後は、契約までのスケジュールを確認します。
探すのが早すぎると余計な家賃がかかりますし、遅すぎると最適な物件が見つからないことがあります。
引っ越しの日から逆算して、ベストなタイミングで物件探しを始めましょう。
一般的に1か月前ぐらいが、物件を探し始めるのに良いタイミングだと言われています。
2つ目は、事前の情報収集です。
情報収集するにはいくつかの方法がありますが、それぞれに特徴があるので、上手く使い分けましょう。
情報誌を使った方法や店頭に直接行って探す方法がありますが、多くの人はインターネットで探すでしょう。
情報誌よりも圧倒的に情報量が多く、さらに情報検索機能により、簡単に条件にあった物件を探せるのが大きな特徴です。
賃貸契約をする人の80%以上がインターネットを用いていることから、物件探しのもっともポピュラーな方法だと言えるでしょう。
3つ目は、条件の優先順位の決定です。
住宅の相場を調べたら、次は優先したい条件を決めます。
どの公共交通機関のどの駅周辺か、駅からどれくらいの距離か、物件の設備は何が欲しいのかなどが挙げられます。
4つ目は、準備ができたら不動産屋に行くことです。
準備ができたら不動産屋に行き、実際に物件を見てみましょう。
この時の注意点は、必ずアポイントを取るようにするということです。
アポイントを取り、事前に求める条件を伝えておくと、条件にあった他の物件なども紹介してもらえることがあります。
また、優先したい条件をしっかり決めて、内見に行きましょう。
すべてが完璧な物件はなかなかないので、1つに絞らず第3希望ぐらいまで決めておくと、内見をスムーズに行えます。
また、室内だけでなく周辺も確認できるように、最寄りから物件まで必ず歩いてください。
5つ目は、契約前の確認です。
物件は決まっても、契約までしっかり確認しましょう。
契約書に書かれている条件など、しっかり熟読して、分からないことは必ず質問しましょう。
入居審査で、身分証明書が必要となるので、あらかじめ準備しておいてください。
また、契約後も何かトラブルが起きた時のために、不動産会社や大家さんや管理会社などの連絡先は必ずチェックしておきましょう。
6つ目は引っ越しの時の準備です。
引っ越し作業を業者に頼むのか、友達や家族と一緒にレンタカーで引っ越すのか考えましょう。
業者に頼むのなら、料金は業者ごとに異なるので、複数社から見積りをもらい、しっかり比較してから決めましょう。
あらかじめ鍵を手配しておくことや、大家さんや隣人への挨拶は忘れないようにしてください。
□まとめ
今回は賃貸契約後に後悔しないためのチェックポイントをご紹介しました。
新しい部屋に住めることがとても嬉しくて、早く賃貸契約を済ませたい気持ちは分かりますが、後悔はしたくないですよね。
今回ご紹介したチェックポイントをしっかり確認して、後悔や失敗のない物件探しをしましょう。