カテゴリ:不動産豆知識 / 投稿日付:2019/12/15 06:00
「賃貸マンションを借りようと考えているが、解約の仕組みはどのようになっているのだろうか?」
「賃貸を借りる予定だが、いつ異動で解約しないといけなくなるか分からないから心配だ。」
このようなことをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
住宅自体に問題はなくても、仕事や大学のキャンパスの関係で、よりアクセスの良い住宅に引っ越す必要が出てくるかもしれません。
こういう事態にも落ち着いて対処できるように、解約の手続きがどういう仕組みになっているのか知っておきたい方は多いと思います。
ここではそのような方のために、解約の手続きについて紹介していきます。
□解約の流れ
*通知
引っ越しすることが決まったら、すぐに退去し解約する旨を大家さんか管理会社に伝えましょう。
一般的に退去通知は退去日の1ヶ月前までとされているので、注意してください。
また、電気や水道といったライフラインに関しても、管轄の事業者の方に退去日を連絡しておきましょう。
*退去
退去当日には、大家さんか管理会社の方が来て部屋の状態や破損がないかどうかを確認します。
この確認が終わったら、カギや備品を返却しましょう。
また、引っ越しの準備の際に、十分気をつけているとは思いますが、最後にもう1度忘れ物がないかどうかを確認しましょう。
*原状回復
退去当日の部屋の確認の結果をもとにして、原状を回復するのに必要な金額の見積もりが送られます。
納得のいかない箇所が無い場合は合意し、もし疑問点があった時はしっかりと大家さんに確認をしてください。
トラブルを避けるためにも、内容を十分に確認せずに合意することはせずに、くまなくチェックしましょう。
*敷金返金
原状回復の費用に合意できたら、入居した時に払った敷金からその費用を差し引いた分が振り込まれます。
振り込みを確認できれば、解約の手続きは終了です。
□まとめ
・退去日の1ヶ月前までに退去する旨を管理者に伝え、ライフライン関連も止めてもらう。
・部屋の状態確認をしてもらい、終わったらカギや備品を返却し退去する。
・原状回復費の見積もりが送られてくるので、疑問点がないか確認し、なければ合意する。
・敷金から原状回復費を引いた金額が口座に振り込まれる。
以上が、解約の手続きについてです。
どのように解約を進めていくのかが分からなかった方には、ぜひこちらを参考にしていただければ幸いです。
何か分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。