カテゴリ:不動産豆知識 / 投稿日付:2019/12/07 06:00
「賃貸マンションを借りようと考えているが、違約金の仕組みはどのようになっているのだろうか?」
「賃貸を借りる予定だが、いつ異動で解約しないといけなくなるか分からないので心配だ。」
このようなことをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
住宅自体に問題はなくても、仕事や大学のキャンパスの関係で、よりアクセスの良い住宅に引っ越す必要が出てくるかもしれません。
こういう事態にも落ち着いて対処できるように、解約や違約金がどういう仕組みになっているのか知っておきたい方は多いと思います。
ここではそのような方のために、解約や違約金について説明していきます。
□解約したい場合
退去すると決めた際には、いち早く大家さんか管理会社に連絡をしてください。
一般的に退去通知は退去日の1ヶ月前までとされており、トラブルを避けるためにもなるべく早くその旨を伝えた方がいいでしょう。
また、電話で退去通知をした場合、いつ通知をしたかという正式な記録が残りません。
これは後々トラブルに発展する恐れがあるので、なるべくメールやFAXといった記録の残るもので通知した方がいいでしょう。
□違約金について
契約期間中に退去する時にお金がかかるか否かは、契約書に違約金の旨が記されているかどうかで分かります。
ほとんどの物件で設定されていると思われがちですが、意外にそのような物件は少ないです。
事前に契約書をしっかりと読んで、途中解約で違約金が必要になるかどうかをチェックしておきましょう。
*違約金がかかる傾向にある物件
かかりがちな物件の代表格として、ゼロゼロ物件が挙げられます。
こちらは敷金礼金なしの賃貸物件を指していて、一般的な物件と比較しても設定されている場合が多いです。
他にもフリーレント付き物件といった特殊な契約内容の物件にかかりがちです。
*相場
違約金の相場は、家賃の1ヶ月分程度の額とされています。
しかし、大家さんが好きに設定できるので、事前にどれほどの額がかかるのか確認しておきましょう。
□まとめ
・解約したい場合、退去日の1ヶ月前までに記録の残る媒体で退去通知をする。
・契約書に違約金がかかるかどうかが記されている。
・特殊な契約内容の物件では、一般的なものと比較して違約金がかかりやすい。
・違約金の相場は、家賃の1ヶ月分程度の額とされている。
以上が、賃貸の解約や違約金についてです。
途中解約でどれほどの金額がかかるのか分からなかった方には、ぜひこちらを参考にしていただければ幸いです。
何か分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。