カテゴリ:不動産豆知識 / 投稿日付:2019/11/05 06:00
「京都の伏見区で物件を探しているけど、賃貸を借りる場合にどれくらいの仲介手数料がかかるのかの相場を知りたい」
引っ越しには何かと費用がかかるので、新生活のためにもできるだけ節約したいと思っている方も多いと思いますし、仲介手数料も低い方がいいですよね。
そこで今回は、現在伏見区で物件を探している方に向けて、賃貸を借りる際の仲介手数料の相場に関して解説します。
□仲介手数料とは
そもそも賃貸契約の際にかかる仲介手数料とは、部屋の紹介や契約の手続きをしてくれた不動産会社に対して支払われるお金のことです。
この費用は、皆さんが物件の情報を聞いたり、実際に内見に行ったりして契約を決めた際にのみかかる費用ですので、たくさんの物件を紹介してもらったけど、最終的には契約をしなかったという際には不要です。
不動産を介さずに個人で物件を探すことは困難ですし、物件を所有している大家さんと部屋を探している皆さんをつなぐ役割を、不動産が代わりに行ってくれているのです。
□費用と相場
*相場は家賃の5割
仲介手数料は1ヶ月分の賃料以内と決められているので、1ヶ月分の賃料以上の金額を仲介手数料として請求されることはありませんが、基本的には借主から不動産会社が受け取れる仲介手数料は賃料の半分以内とされている条件があるので、ほとんどの場合は賃料の半分になっています。
例えば、皆さんが1ヶ月の家賃が80000円の物件を借りた際には、30000円に消費税を加えた金額が一般的です。
しかし、まれに半分以上の金額を請求される場合もあるので、その際にはその金額が1ヶ月分を超えていないか確認するとともに、なぜ5割以上の金額が発生しているのかということを担当者に質問して確認してください。
□仲介手数料は必要費用と考える
これまで、賃貸物件の仲介手数料について解説しました。
物件を探しているときには「仲介手数料を支払う必要がなければいいのに」と考えることはあるかと思います。
初期費用を抑えたいと考えている方はここを節約したいかと思いますが、不動産会社を利用する限り、必要なお金と考えるようにしておいてください。
あまりこだわりすぎると、良い物件や良い不動産会社と巡り合えない可能性もあります。
□まとめ
今回は、賃貸を借りる際の仲介手数料の相場に関して解説しました。
できるだけ費用を抑えたいと考えている方も多いかと思いますが、仲介手数料は賃料の半分はかかると考えておいてください。
大切なのは皆さんにピッタリな物件を見つけることなので、交渉したい場合はあまり無理せず相談してみることをおすすめします。