カテゴリ:不動産豆知識 / 投稿日付:2019/08/26 12:08
「もうすぐ一人暮らしを始めるけど、賃貸を借りるときの契約が不安」
賃貸を借りる際には、物件選びも大切ですが、住む物件を決めた後の契約や契約書の手続きでも様々なトラブルが起きてしまう原因になる可能性があります。
そこで今回は、契約書のトラブルを防ぐための方法をご紹介します。
□賃貸借契約の流れ
これから住む物件を決めたら、まず不動産会社から重要事項の説明があります。
その内容に合意すれば、説明書に署名、捺印をすることになりますが、この段階ではまだ契約は成立していません。
その後、不動産会社から提示される賃貸借契約書に署名、捺印すると契約が成立します。
ここで注意するべきポイントは、実際の契約の効力があるのは賃貸借契約書で、後に不動産会社からの説明とは異なる内容を発見しても、契約書の内容が優先されます。
そのため、契約書にサインをする前には入念な内容の確認が必要であり、分からない点に関しては担当者の方に質問することが大切です。
□契約書で確認すべきポイント
*違約金、更新料
元々の予定とは異なり、物件を早い時期に出ていくことや、契約期間を更新することもあるかと思いますが、そういったときにかかる費用は契約書に書かれています。
*物件の確認
契約書の冒頭には、これから借りる物件の名称や住所が書かれています。
まずここに書かれている物件が、皆さんが借りようとしている物件と合致しているのかということを確認してください。
根本的なことではありますが、借りる予定の物件と違う物件を借りることになってしまっては本末転倒ですよね。
*契約期間とその他の費用
契約期間は2年と設定されている物件が多くなっていますが、これは必ず2年住まないといけないということではありません。
その他には、家賃以外の敷金、礼金、家賃の支払い方法などが記載されているので、どれくらいの費用がどんな形でかかるのかをしっかりと把握しておいてください。
*管理業者と大家さんの連絡先
契約後、実際に住み始めてからトラブルが発生したときにどこに連絡をすればいいのかということも把握しておく必要があります。
物件の設備や同じ建物に住む住人による迷惑行為など、入居してから様々な問題が起こる可能性があるので、そういったときにどこに連絡をすればいいのかということを把握しておくのは安心して暮らすためにも大切です!
□まとめ
賃貸の契約を行うことに慣れていないという方がほとんどだと思いますが、契約後に問題が発生してしまわないように、契約の際には注意事項をしっかり確認してください!